ボクはADHDホルダー
ほぼ2年前くらいになる。
「注意欠陥障害のようだね」
10代の頃から持病を抱えて、長いことお付き合いのある精神神経科の先生から言われた。
大学院で発達障害に関して興味を持ち、論文を書き、LD児の家庭教師もしたボク。
そんなボク自身が発達障害だったなんて。
注意欠陥障害。
世間ではADHDというアルファベット4文字で記され、知られる脳の機能障害である。
人生だわ!ドラマだわ!
いや、むしろコメディじゃあないか。
実際、かなり以前から変わりモンのようで。よく使われる言葉で言うならば「ありえないんですけど〜」的言動を躊躇い、否分別なくするのだ。興味関心を寄せる人と怒り嫌う人と極端に分かれるのはそのためなのだろうか。不思議っ子扱いは「受容」しても、肝心な「自覚」があまりない。
周りの「ありえないんですけど〜」は、ボクにとっては「当たり前」…。
ただ、幼い頃よりなんか居心地悪いというか、周囲としっくり来ない感じはしていた。成長するに従い、益々なんかズレている意識は強くなっていった。
挙句、親から叱られ、貶める言葉を掛けれ、教師からは落ち着きがないだの、言い訳するなだの。もう散々で自己不信どころか、ホンマにボクはこの世に産まれて存在しているのやろか?そんな実在感の希薄さとアイデンティティの危機に瀕しているのであります。
書き出せば、まだまだあるけれど、
何をどの位、何から話せば良いのか?
特性のせいかもしれないけれど、見当も順序立てがつかない故、時系列でなくともエントリーにして、小出しにするのも良かろう。
これまでの人生における生き苦し諸問題の殆どが脳機能障害に起因し、変わり過ぎる性格や独特な価値観が理由ではなかった。
隠れADHDホルダー
すなわちボクの障害特性であったからである。
ADHDを免罪符にするつもりは毛頭ない。けれど、知らず知らず流されてしまうのではないかとの懸念はしている。そこで障害特性にボク自身がうまく付き合う目的と合わせて、記録となるブログが望ましいと思い手をつけてみた。
どうぞよろしくお願いします。